シン・プロビジョニング ストレージ

シン・プロビジョニング ストレージと VM シン・プロビジョニング

ストレージの分野では、シン・プロビジョニングが今話題になっています。 システム管理者は、従来のストレージ プロビジョニングを使って将来的な拡張を見越し、一般に実際の必要量よりも多くのストレージ スペースを確保します。 この結果として、スペースの割り当てられてもほとんど使用されないので、かなりの非効率が発生します。

シンプロビジョニングストレージ

このように割り当てられた未使用の領域は、他のアプリケーションでは使用できないため、多くの企業ではさらにストレージスペースを購入する必要に迫られます。 そのニーズはスペースが大きくなればなるほど増加し、コストもかかります。

無駄なスペースの問題とそれに伴うコストは、シン・プロビジョニング ストレージの導入で回避できます。 シン・プロビジョニングは基本的に、実際に利用可能な分量より多くの物理リソースがあるように見せるための仮想テクノロジーです。

しかし、シン・プロビジョニングの原理には、コンピューターレベルとストレージレベルの両方で固有の難点があります。

仮想ストレージで未使用となった領域回復についての概要図を参照»

どうすればシンプロビジョニングストレージを有効利用できますか?

一部のストレージアレイには、LUN (ロジカル・ユニット・ナンバー)にシン・プロビジョニングを利用できる機能があります。
このシン・プロビジョニング ストレージ レイヤーは仮想プラットフォームのストレージスタック下位にあり、基本的にはスケーラブルなデータストアです。

データストアレベルにおけるシン・プロビジョニングは、ストレージ管理者にとって、オーバー プロビジョニングからの回復という点において、多少の不安材料となっています。 データストアから仮想ディスクの削除や他の場所へのコピーが行われても、アレイ自体はそのストレージブロックが空いていることを認識できません。 これがいかに不要なストレージの消費につながるかおわかりだと思います。

VMware の vSphere 5 はこの問題を解決します。 シン・プロビジョニング用の新しい vSphere Storage APIs for Array Integration (VAAI) は、SCSI UNMAP コマンドを使って、VM が以前占有していたスペースが再利用できることをストレージアレイに伝えます。 これで仮想ディスクをシン・プロビジョニングで構成した仮想マシンが肥大化する問題の一側面は解決できます。

シン・プロビジョニングは、共有ストレージ環境で使用可能なストレージの利用方法を最適化する手段です。 シン・プロビジョニングは、過不足なく、タイミング良くシステムにスペースを割り当てる柔軟性の高い方法です。 シン・プロビジョニングは SAN の他、仮想システムでも使用されています。 このテクノロジーの欠点は、ファイルシステムレイヤーに未使用の印が付くだけで削除したコンテンツは消去されず、無駄なスペースが生じる点です。

シン・プロビジョニングされた仮想ディスクの空き領域を再利用するには?

V-locity 4 VM アクセラレーターの発表により、新しい自動領域回復エンジンを導入しました。 このエンジンは、シン・プロビジョニングの仮想ディスクで未使用となった空き領域を、仮想ディスクをオフラインにすることなく、またリソースの利用に影響を与えることなく、自動的に回復します。

これには、どのような意味があるのですか? 未使用となった空き領域を再利用することで、仮想ディスクの圧縮が簡単になります。シン・プロビジョニングの仮想ディスク自体がデータストア内でスリムに維持され、プロビジョニングを管理するストレージ管理者は管理がしやすくなります。

その結果、必要なストレージ容量が少なくて済み、新たなストレージを購入しなくても、既存のストレージの有効利用ができるので、経費の節約になります。

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